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マスコミ就活でやるべきこと、やらなくてもいいこと

今年はマスコミ関係も相当数受けたから、それについても書いておこうと思う。18卒以降の子の何かの参考に少しでもなれば嬉しい。

 

「マスコミ」と一言で言っても、広告、出版、ラジオ、テレビ、新聞等、種類は様々あって、私は新聞(全国紙、スポーツ紙、通信社)を多く受けてた。

 ※書いてるうちにかなり長くなっちゃったので(なんと4532字!)、読むには時間と覚悟が必要です。

 

やるべきこと

・時事対策

マスコミを受ける上で絶対に欠かせないのが時事問題対策。せっかく設問多め且つ手書きが多いマスコミのESが通ったのに、その次の筆記試験に落ちちゃって面接に進めないとなると結構くやしい。

時事対策で私が使ってたのは主に『新聞ダイジェスト』『産経新聞アプリ』『NHK News Watch 9』の3つ。

 

新聞ダイジェストは1号1号全ページ読んでる時間はなかったから、とにかく巻末にある問題の筆記部分だけは過去1年分ぐらい解いた。何周かして、答えられなかったもの、書けなかったものを潰していった。2.3ヶ月に1回くらい地元の図書館とか大学の図書館行ってまとめて勉強してた。新聞ダイジェストに出てきた問題がそのまま出てきたような会社もあったし、最低1周はしておくべきだと思う。

産経新聞のアプリはタダで新聞が読めるから重宝した。私は日経MJも使えたから、文字媒体ではその2つで日々の時事情報を追っかけてた。

ただ、マスコミを受ける(てた)のに本当にダメだなーと思うけど「何かを読む」というのは結構心構えがいることで、絶好の新聞タイムだった移動時間もついSNSを見たり、ゲームしたりしてた。けどそれはまぁまぁまずいので、NHKのnews watch 9は毎日見るようにしてた。別に他局でも他時間のニュースでもいいんだけど、時間的も遅すぎず早過ぎずで都合がよくて習慣付けしやすかった。

時事対策にはこの3つ以外に日経キーワードも読んだけど、量が多くて1周さらっと読むくらいになってしまったから、別になくても良かったのかなと思ってる。ただ読んで損ということはないから、時間があるなら読んだ方がいいと思う。

 

・漢字の勉強

『マスコミ漢字(大学生の就職)』という本を使ってた。元々漢字は得意ではなかったけど最近は携帯とかパソコンで簡単に変換できることもあって、漢字書く力がかなり下がってるなーと思った。

本には書き以外にも読み、(四字)熟語、ことわざ、慣用句があって、ここでも時間がなかった私は書きと読みを中心にやってた。でも言うまでもなく本当は全部やるべき。ちなみに中に入ってる過去問を見てる限りでは朝日新聞と読売新聞が特に漢字の難易度が高いと感じた。

漢字は対策したからといってその字が出るとは限らないし、正直この本をやったからといって本番でも書けるようになったとは思わなかったけど、漢字は知らないと絶対に書けないので素直に対策することをオススメします。

 

・作文練習

時事対策と同じく欠かせないのが作文対策。マスコミ志望が周りにいる人は作文書いて批評し合ったりするのが一般的らしい。私はマスコミ志望が誰もいなかったからキャリアセンターの人に読んでもらって感想聞いてた。

作文もサボりがちだったけど、実際に文字数とテーマを決めて時間を計って原稿用紙に書くことは、原稿用紙の使い方を思い出したり(某出版社の人事の人は原稿用紙が正しく使えているか見てると言ってた)、時間の使い方を練習できるから大切だったと思う。作文用紙とは別にもう一枚メモ用の紙も用意して、そこにテーマから関連づけられるキーワードを挙げたり(テーマが漢字一字の新聞社も多い)、構成をメモったりして、それも一緒にキャリアセンターの人に見てもらった。

ちなみに練習のときのテーマは新聞各社で過去に出された作文テーマを使ってた。【新聞社名_作文_テーマ】でググったり、みんしゅうとか遡れば出て来ると思う。

あと『合格するマスコミ論作文』という本で、他の人がどういう風に作文を書いてるのか読んだ。が、これは別にやらなくてもいいかも。

 

・過去問

やるべきことリストの中では優先順位は低いけど、過去問もやった方がいい。過去問は会社がホームページ等に過去問を載せてたらそのページから、それ以外では新聞ダイジェストが昔出した『マスコミ入社試験問題集』を使って解いた。

多くの会社はマークシート方式+漢字だけど、記述させるところもあって、その場合は時事勉強するときに漢字までしっかり書けるようにしておく必要があるから、そういう面でも過去問は大事。

 

・「最近気になるニュースは?」対策&その会社が出してる新聞を読む

他業界の面接でもされるこの質問は、マスコミ面接では特に聞かれる可能性が高いので準備が必要。

私の場合は、そのニュースの簡単な概要(相手はプロでも、特に文化面や生活面に載るようなニュースを話す場合は面接官がそのニュースを知ってるとは限らなかったから)と、自分の意見・考えを話せるようにした。

ES段階でもこの設問はよく書かされるけど、書いたことで満足せずに情報をアップデートする必要もある。例えば、気になるニュース:都知事選とESに書いて、面接時に選挙結果が出てたらその結果についても触れないといけないし、「最近〜」ではなくて「この1週間で気になるニュースは?」と聞かれることもあるから、答えは1つだけじゃなくて複数(分野が違うと更に良し。海外で1つ、スポーツで1つ、とか)用意しておくと安心。

 

あと当たり前かもしれないけど、せめて面接直前に1回は、その新聞社から発行された新聞、または配信されたニュースを読んでおくべき。新聞社ならネット記事ではなく新聞紙がベター。実際に「今日のうちの朝刊読んだ?気になった記事ある?」という質問をされたことがあった。

私は午後1番の面接時間を予約して、ちょっと早めに家を出てコンビニで新聞買って、面接会場近くのカフェとかでご飯食べながら新聞読んだり脳内面接練習したりしてた。金銭的に余裕がない場合は朝早めに起きて図書館で読むのがいいかも。

 

会社別やるべきこと

朝日新聞:語彙・読解力検定を取る

朝日新聞はこの語彙・読解力検定を持っていると筆記に加点が付くので、朝日新聞を第一希望にするなら取っておくと良い。

 

毎日新聞ニュース時事能力検定(N検)2級を取る

毎日新聞ニュース時事能力検定を持っている人に優遇措置を取ってた。2級以上を持ってると、書類と筆記は選考免除で(でも一応ESとかは書かされる)絶対に面接まで進める。

新聞社の筆記試験は往々にして日付が被ることがある。だからこの筆記免除は結構大きい。ちなみに準2級でも優遇措置あったと思うけど多分書類免除で、筆記は受けなきゃいけなかったから、取るなら2級が良いと思う。1級は2級と優遇措置一緒なのに検定料が2級より高いし、受けられる回と受けられない回があったはず。

N検は問題集に載ってる問題がそのまま出るから、2級も問題集2周くらいすれば受かる。

 

・通信二社:英文ニュースを読む

通信社は時事問題、作文に加えて英語試験がある。そしてそれが結構難しい。共同通信は英文和訳で、時事通信は英文和訳に加えて和文英訳があったはず。

時事を勉強していれば大体はどんな話なのかわかるけど、ちょっとした単語(簡単な例だけどPrime ministerは総理大臣、Presidentは大統領とか)や時事的な単語(election:選挙とかpoverty rate:貧困率とか)は頭に入れておくといい。

 

産経新聞:日本史を勉強する

産経は珍しく?日本史の問題が出た。なので産経新聞の志望度が高い人は日本史を勉強するとちょっと点数が上がるかも。

ただ日本史といっても範囲が広すぎるし、その部分ができなくてもそこまで合否に影響はないとも思う。産経は他社と違って時事問題もほとんど出ず、現代文みたいな試験内容だった。

 

やらなくてもいいこと

・マス読を読む

マスコミ就活をする上でよく目にするマスコミ就職読本(マス読)。実際、読んでる子も結構いると思うし、私も読んだ。

記者の仕事内容はどの新聞社であろうと基本的に同じだけど、「あなたは何故うちの新聞社を志望しているのですか?」と言う質問はESでも面接でもされる。マス読は各新聞社の沿革や特徴が載ってるから、それを参考に他社と差別化したり、志望動機を考えたことがあった。あと過去の選考内容や学生の人数の減り方が見られたりもして、それもに役に立った。

ただどの情報もあくまで参考だし、必読という程ではない。大学の図書館とかキャリアセンターにあれば、借りてさらっと読むくらいで良いと思う。

 

・一般教養の天才 

一般教養の天才は、やってもやらなくてもいいと感じた。私は他業界のためにSPIガチ期があったからギリギリまでマスコミ筆記対策に手を付けられていなくて、結局一般教養の天才はほとんど終わらせられなかった。でも「一般教養の天才が終わらなかったから困った」試験はなかったと思う。もちろん、ちゃんと終わらせて知識付けることに超したことはないけど、やらないからといって落ちることもないんじゃないかな。

ちなみに私は3000円くらいの最新ver買うのが嫌だったからamazonの中古で前年度のやつ買った。国会とか憲法の制度については1年どうこうで変わるものじゃないし、問題ないと思う。マス読より一般教養の天才より大事なのは新聞ダイジェスト。これは確信を持って言える。

 

マスコミ塾には行くべきか

マスコミに就職するためのマスコミ塾というところがある。過去の問題・情報があって、作文添削もしてもらえる、予備校みたいなところだと思う。

マスコミ塾に通ってマスコミから内定出た人も多くいるだろうから、通う意味は確実にあるだろうけど、通わないから受からないかというと決してそんなことはない。なぜなら私も私の先輩もマスコミ塾に通わずとも内定出たから。

就活はマスコミに限らず情報戦なので、マスコミ塾で多くの情報が得られることは大きなメリットだと思う。一緒の業界を目指す友達がいるのも心強い。

でも、交通費や問題集等々、只でさえ出費が多い就活で、マスコミ塾に少なくないお金を払うことは上に挙げたメリット以上のデメリットになり得ると思う。マスコミ塾に行ったからと言って確実にマスコミから内定出るとは限らないし、私個人の意見としては行かなくていいと思う。独学で勉強して、情報をきちんと集めれば大丈夫。

 

かなり長くなったけど以上が私がマスコミ業界で就活した中で感じた、やるべきこと、やらなくてもいいことです。

上では特に書いてないけど、志望動機とかガクチカみたいな一般的な面接練習ももちろん必要。

 

マスコミは今後の展望や世間のイメージとは反して相変わらず志望者が多い業界で、その割に採用人数は少ないから就活も簡単にはいかないけど、だからといってすっっっごく難しくもないと思うので(比べるのもおこがましいけど国家一種とか。あくまでイメージ)ちゃんと対策すれば大丈夫!

 

もしここまで読んだ人がいたら、お疲れ様でしたと言いたい。